MENU

スノーモービル最新モデルの価格と性能は?主要メーカーの特徴や免許も解説

当ページのリンクには広告が含まれています。
スノーモービル最新モデルの価格と性能は?主要メーカーの特徴や免許も解説
目次

世界をリードする主要ブランドの動向とスノーモービル最新トレンド

2025年から2026年にかけてのスノーモービル業界は、かつてない大きな転換期を迎えています。環境規制への対応デジタル技術の融合が急速に進み、各メーカーは生き残りをかけた大胆な戦略を打ち出しています。特に注目すべきは、エンジンの高効率化と電動化の波、そしてライダーの体験を一変させるコネクテッド技術の進化です。本セクションでは、市場を牽引する主要ブランドの最新動向と、これからのスノーモービルシーンを形作るトレンドについて詳しく解説します。

■Ski-Doo(スキードゥー):業界を牽引する技術革新と2025年モデルの進化

カナダのBRP社が展開するSki-Dooは、常に業界のトップランナーとして技術革新を続けています。2025年モデルでは、ライダーの操作性を極限まで高めるための新たなサスペンション技術と、デジタル機能の強化が目玉となっています。特に注目すべきは、トレイルモデルにおけるハンドリングの進化です。

■RAS RXフロントサスペンションの導入

2025年モデルの大きなトピックは、一部のMXZおよびBackcountryモデルに採用されたRAS RXフロントサスペンションです。これはレース用スノーモービルから着想を得た設計で、コーナリング時の車体のロール(傾き)を大幅に抑制します。

安定性の向上:激しいコーナリングでもスキーが雪面を捉え続け、ライダーに絶大な安心感を与えます。

バンプ吸収性:荒れた路面でも衝撃を効果的に吸収し、疲労を軽減します。

ハンドリングの正確さ:狙ったラインを正確にトレースできるため、スポーツ走行の楽しさが倍増します。

■10.25インチタッチスクリーンディスプレイ

デジタル面では、視認性に優れた10.25インチの大型タッチスクリーンが多くのモデルで選択可能になりました。このディスプレイはGPSを内蔵しており、スマートフォンの電波が届かない山奥でも正確なナビゲーションを提供します。

スマホの地図アプリを使っているけど、山奥で電波がなくなって困ったことはありませんか?

最新の10.25インチディスプレイならGPS内蔵でオフラインでも地図表示が可能なので、電波の心配なく探索を楽しめます。

■電動モデルのラインナップ拡充

環境対応への本気度を示すように、Ski-Dooは電動スノーモービルのラインナップを拡充しています。新たに「Expedition Electric」が登場し、既存の「Grand Touring Electric」と共に、ゼロエミッションでの雪上移動を提案しています。

モデル名カテゴリ特徴
MXZ X-RSトレイルスポーツRAS RXサスペンション / ターボエンジン
Summit Xマウンテン軽量化 / 深雪性能
Expedition Electric電動ユーティリティ静音 / ゼロエミッション

Ski-Doo公式サイトのモデル一覧によると、2025年モデルは「あらゆる地形で最高のパフォーマンスを発揮する」ように設計されており、特に850 E-TEC Turbo Rエンジンの搭載モデル拡大が、パワーを求めるライダーから高い評価を得ています。

■ユーザーの声と市場の反応

市場では、特にPilot RXスキーと組み合わせた新しいサスペンションシステムが、「まるでレールの上を走っているようだ」と絶賛されています。技術のBRPらしく、ハードウェアとソフトウェアの両面で他社を圧倒する完成度を見せつけています。

■Polaris(ポラリス):軽量化とパワーの両立で攻める最新ラインナップ

アメリカを代表するパワースポーツメーカーであるPolarisは、2025年モデルにおいて「軽量化」と「パワー」の最適バランスを追求しています。特にマウンテンモデルにおける圧倒的な走破性は、世界中のバックカントリーライダーから熱狂的な支持を集めています。

■Matryxプラットフォームの進化と拡大

Polarisの主力であるMatryxプラットフォームは、ライダーがマシンと一体になれるような人間工学に基づいた設計が特徴です。2025年モデルでは、このプラットフォームがワイドトラックモデルの「Titan」シリーズにも採用されました。

操作性の向上:コックピットがスリム化され、ライダーの自由な動きを妨げません。

疲労軽減:直感的な操作が可能になることで、長時間のライディングでも疲れにくくなります。

多用途性:深雪での浮力とトレイルでの安定性を高次元で両立しています。

■Patriot 9Rエンジンの採用拡大

レース部門から生まれたPatriot 9Rエンジンは、そのレスポンスの良さとパワーで知られていますが、2025年モデルでは搭載車種がさらに拡大しました。特にクロスオーバーモデルである「Switchback Assault」への搭載は、多くのファンが待ち望んでいた仕様です。

パワフルなマシンは重くて操作が大変だと思っていませんか?

PolarisのPatriot 9R搭載モデルは、業界トップクラスの軽量設計により、驚くほど軽快なハンドリングを実現しています。

■Dynamixサスペンションと電子制御

Polarisは電子制御サスペンション技術にも注力しており、状況に応じて減衰力を瞬時に調整するシステムを一部の上位モデルに導入しています。これにより、低速時の快適な乗り心地と、高速時のハードな走行性能をボタン一つで切り替えることが可能です。

特徴内容メリット
Matryxプラットフォーム人間工学デザイン一体感のある操作性
Patriot 9Rエンジン大排気量2ストローク瞬発力とパワー
軽量化技術部品単位の見直し軽快な取り回し

■信頼性と耐久性の向上

Wikipediaのポラリス・インダストリーズの項目でも触れられているように、同社は長い歴史の中でスノーモービルの信頼性を高めてきました。最新モデルではドライブシャフトやランニングボードの改良により、過酷な環境下での耐久性がさらに向上しています。これにより、メンテナンスの手間を減らし、シーズン中の稼働率を最大化できます。

■Yamaha(ヤマハ):伝説の終焉と最終モデルに込められた技術の粋

日本の技術力を世界に知らしめたヤマハのスノーモービル事業ですが、2023年に発表された通り、2025年モデルをもってその歴史に幕を下ろします。このニュースは世界中のファンに衝撃を与えましたが、同時に最終モデルへの注目度がかつてないほど高まっています。

■「Final Edition」としての2025年モデル

ヤマハは北米市場向けに、最後となる2025年モデルを投入しています。これらは単なる最終生産分ではなく、50年以上にわたるヤマハスノーモービルの歴史と技術の集大成として位置づけられています。

Sidewinderシリーズ:業界最強クラスの998ccターボエンジンを搭載し、圧倒的な加速力を誇ります。

記念モデル:特別なグラフィックやバッジが施され、コレクターズアイテムとしての価値も高まっています。

信頼の4ストローク:ヤマハがこだわり続けた4ストロークエンジンの耐久性と静粛性は、最後まで健在です。

■事業撤退の背景と今後

Car Watchのニュースによると、ヤマハ発動機は「持続可能な事業継続が困難」との判断から撤退を決定しました。しかし、既存ユーザーへのサポートは継続されるため、部品供給やメンテナンスについては当面の間安心です。

撤退してしまうと、修理やメンテナンスができなくなるのではと不安ではありませんか?

ヤマハは部品供給とサービス体制の継続を明言しており、購入後も安心して乗り続けることができます。

■ヤマハが残した功績

ヤマハは4ストロークエンジンの高性能化を推進し、スノーモービルの環境性能と信頼性を大きく引き上げました。特にGenesisターボエンジンの爆発的なパワーは、多くのライダーの記憶に刻まれ続けるでしょう。

モデルエンジン特徴
Sidewinder L-TX998cc ターボ圧倒的な加速と直進安定性
SRViper1049cc 3気筒バランスの取れたツーリング性能
SXVenom397cc 2ストローク軽量で扱いやすい入門機

■ファンにとっての最後のチャンス

現在、市場では新車のヤマハスノーモービルを手に入れる最後のチャンスとなっています。特に人気モデルは早期の完売が予想されるため、購入を検討している方は早急な行動が必要です。伝説のマシンを手元に残すことは、スノーモービルファンにとって大きな意味を持つでしょう。

■Arctic Cat(アークティックキャット):独自路線を行くサスペンション技術と触媒システム

Arctic Catは、他社とは一線を画す独自のアプローチでファンを魅了し続けています。2025年モデルでは、革新的なCATALYSTプラットフォームの採用モデルを拡大し、さらに新しい858ccエンジンの投入によってパフォーマンスを大幅に向上させました。

■CATALYSTプラットフォームの真価

CATALYSTプラットフォームは、徹底した低重心化と質量の集中化をコンセプトに設計されています。これにより、ライダーは少ない力でマシンをコントロールでき、まるで体の一部のように操ることができます。

集中化された質量:エンジンや燃料タンクを車体中央の低い位置に配置し、回頭性を向上。

軽量設計:不要な部品を削ぎ落とし、業界最軽量クラスの車重を実現。

メンテナンス性:ベルト交換やサスペンション調整が容易な設計を採用。

■新開発 858 C-TEC2 エンジン

待望の新型エンジン858 C-TEC2は、CATALYSTプラットフォーム専用に設計されました。従来の800ccクラスと比較して排気量をアップさせながらも、軽量化と低重心化に貢献しています。

新しいエンジンはパワーがあるだけで、重くて扱いにくいのでは?

858 C-TEC2は従来比で11%のパワーアップと軽量化を同時に実現しており、軽快かつパワフルな走りが楽しめます。

■独自のスライド・アクション・サスペンション

Arctic Catの代名詞とも言えるリアサスペンション技術は、加速時のスキーリフト(前輪の浮き上がり)を抑えつつ、ギャップの吸収性を最大限に発揮します。これにより、荒れたトレイルでも驚くほどフラットな乗り心地を提供します。

技術名効果採用モデル
CATALYSTプラットフォーム軽快なハンドリングZR, Riot, Mシリーズ
858 C-TEC2エンジン高出力・低重心858シリーズ全般
ATACサスペンション電子制御調整上位モデル

■市場での立ち位置

Mordor Intelligenceのレポートでも触れられているように、北米市場におけるArctic Catの存在感は依然として健在です。特に、他社にはないユニークな乗り味アグレッシブなデザインは、個性を重視するライダーから熱い支持を受けています。2025年は、新プラットフォームと新エンジンの融合により、ブランドの復権をかけた重要な年となります。

¥8,917 (2026/01/25 13:53時点 | Amazon調べ)

■電動スノーモービルの台頭:Taiga Motorsと環境対応の未来

スノーモービル業界にも、ついに電動化(EV)の波が押し寄せています。その先駆者として注目されているのが、カナダのTaiga Motorsです。テスラのような革新性を持ち、従来のガソリン車にはない新たな価値を提供しています。

■Taiga Nomad:実用的な電動スノーモービル

Taiga Motorsの主力モデル「Nomad」は、ツーリングや業務用途を想定した電動スノーモービルです。ガソリンエンジンの騒音や排気ガスから解放され、静寂な雪山を滑走する体験は、これまでの常識を覆すものです。

ゼロエミッション:排気ガスを一切出さないため、環境保護区やスキー場での利用に最適。

静音性:モーター駆動ならではの静かさで、自然の音を楽しみながら走行可能。

メンテナンスフリー:エンジンオイルやベルト交換が不要で、維持費を大幅に削減。

■充電と航続距離の現実

電動化における最大の懸念は充電と航続距離ですが、Taiga Motorsは急速充電技術でこれを解決しようとしています。レベル3のDC急速充電に対応しており、約30分で80%まで充電することが可能です。

電動スノーモービルは充電に時間がかかりすぎて、実用的ではないのでは?

急速充電を使えばランチ休憩の間に充電が完了するため、1日中ライディングを楽しむ運用も十分に可能です。

■価格と導入ハードル

2025年時点での価格は、Nomadモデルで約19,500ドル(約300万円〜)からとなっており、ガソリン車と比較するとまだ高価です。しかし、燃料代やメンテナンスコストの安さを考慮すれば、長期的にはコストメリットが出る可能性があります。

項目Taiga Nomadガソリン車(一般的)
動力源電動モーター2スト/4ストエンジン
騒音非常に静か大きい
メンテナンスタイヤ/ブレーキ等のみエンジン/駆動系必須

■今後の展望

Activity Japanの記事でも紹介されているように、スノーモービルは自然の中で楽しむアクティビティです。環境負荷の低い電動モデルは、今後国立公園や環境規制の厳しいエリアを中心に、普及が加速していくことは間違いありません。Taiga Motorsに続き、Ski-Dooなどの大手も電動化に参入しており、市場は確実にEVシフトへ向かっています

■2026年のスノーモービル市場トレンド:デジタル統合とユーザー体験の向上

2026年に向けて、スノーモービル市場は単なる「乗り物」から「コネクテッド・デバイス」へと進化を遂げています。ハードウェアの性能向上だけでなく、ソフトウェアによるユーザー体験の向上が重要なトレンドとなっています。

■大型ディスプレイとGPSナビゲーションの標準化

かつては高級車だけの装備だった大型カラーディスプレイやGPSナビゲーションが、中級モデルにも普及し始めています。これにより、ライダーは仲間と位置情報を共有したり、走行データを記録してSNSでシェアしたりすることが容易になりました。

仲間との位置共有:はぐれる心配がなくなり、グループツーリングの安全性が向上。

車両状態の可視化:エンジン温度やバッテリー残量などをリアルタイムで詳細に把握。

スマホ連携:音楽再生や通話着信の表示など、快適機能が充実。

■カスタマイズとパーソナライゼーション

メーカー公式サイトでの「Build Your Own(自分だけの1台を作る)」機能が充実し、カラーリングからアクセサリーまで、細かくカスタマイズして注文するスタイルが定着しています。特に春の早期予約期間(Snow Check / Spring Fever)に注文することで、限定カラーや特別装備を選択できる仕組みが人気です。

自分好みのカラーや装備のマシンが欲しいけど、店頭在庫にはないことが多いですよね?

春の早期予約を利用すれば、工場出荷時にフルカスタマイズされた自分だけのマシンを手に入れることができます。

■市場の成長と多様化

Mordor Intelligenceの調査によると、北米を中心としたスノーモービル市場は堅調に推移しています。レジャー用途だけでなく、山岳救助や送電線点検などの業務用途での需要も高まっており、各メーカーは耐久性と信頼性を重視したユーティリティモデルの開発にも力を入れています。

トレンド内容ユーザーへの恩恵
デジタル統合GPS / スマホ連携安全性と利便性の向上
電動化EVモデルの増加環境への配慮 / 静音性
カスタマイズ工場出荷時オプション自分だけの1台を作成

■結論:2026年は「体験」が価値になる

これからのスノーモービル選びは、単に馬力や最高速を比較するだけでなく、「どのような体験ができるか」が重要になります。デジタル技術で仲間と繋がる楽しさ、電動モデルで自然と一体になる静けさ、そして最新サスペンションがもたらす意のままの操縦性。2026年の最新モデルは、ライダーに新しい冬の感動を提供してくれるでしょう。

スノーモービル最新情報を踏まえた選び方とメーカーを取り巻く環境

スノーモービル最新情報を踏まえた選び方とメーカーを取り巻く環境

2026年1月現在、スノーモービル市場はかつてない大きな転換期を迎えています。長年親しまれてきたヤマハの事業撤退により、市場勢力図は激変しました。一方で、残る主要メーカーは技術革新を加速させ、2026年モデルでは軽量化とハイパワー化が極限まで進化しています。本記事では、最新の市場動向から、用途に合わせた最適な1台の選び方、そして購入後の維持管理までを網羅的に解説します。

■ヤマハ撤退後の勢力図と2026年最新市場トレンド

2026年のスノーモービル業界における最大のトピックは、やはりヤマハ発動機の完全撤退による市場への影響です。日本国内モデルは2022年で終了し、北米向けの最終モデルも2025年で生産を終えました。これにより、新車市場は事実上、Ski-Doo(BRP)PolarisArctic Catの北米3大メーカーによる競争時代へと突入しています。

2026年1月時点の市場トレンドは以下の通りです。

軽量化競争の激化:Ski-Dooの「スーパーショートトンネル」やArctic Catの「CATALYSTプラットフォーム」など、徹底的な軽量化で操作性を向上させる動きが顕著です。

価格の二極化:ハイエンドモデルは350万円を超えますが、一方でSki-Dooの「SUMMIT NEO+」のように150万円台のエントリーモデルも投入され、ユーザーの裾野を広げています。

2ストロークエンジンの進化:環境規制に対応しつつ、ターボ搭載で180馬力以上を叩き出す高性能2ストロークエンジンが主流となっています。

疑問:ヤマハが撤退した今、国産メーカーの選択肢はもうないのでしょうか?部品供給も心配です。

解決:残念ながら国産新車は消滅しました。しかし、ヤマハは部品供給やアフターサービスを継続すると発表しているため、既存ユーザーは当面安心して乗り続けられます。

■2026年市場の主要プレイヤー

メーカー特徴2026年の主力技術
Ski-Doo世界シェアNo.1850 E-TEC Turbo R / G5プラットフォーム
Polarisマウンテンに強いPatriot 9Rエンジン / 軽量クランク
Arctic Cat独自のサス技術新型858エンジン / CATALYSTシャーシ

市場全体として、円安の影響もあり新車価格は上昇傾向にあります。しかし、各社とも「軽さ」と「パワー」を突き詰めたモデルを投入しており、パフォーマンス対価格の満足度は非常に高いのが2026年モデルの特徴です。特に深雪(ディープスノー)を楽しむマウンテンモデルの進化は目覚ましく、初心者でも扱いやすいマシンが増えています。

■【用途別】マウンテン・クロスオーバー・ユーティリティの選び方

スノーモービル選びで最も重要なのは、「どこで」「何をするか」を明確にすることです。見た目は似ていても、深雪を走るためのマシンと、圧雪されたコースを走るマシンでは、スペックも乗り味も全く異なります。自身の目的に合わないモデルを選ぶと、スタック(雪に埋まること)を繰り返したり、曲がりにくくて疲弊したりする原因になります。

主なカテゴリーと特徴は以下の通りです。

マウンテン(ディープスノー):深い新雪を走ることに特化。トラック(キャタピラ)が長く、ラグ(爪)が高いのが特徴。車体が軽く、斜面での操作性に優れますが、圧雪路でのコーナリングは苦手です。

クロスオーバー:トレイル(圧雪路)と新雪の両方を楽しみたい人向け。マウンテンとトレイルの中間的なスペックを持ち、1台で幅広く遊びたいユーザーに最適です。

ユーティリティ:業務や運搬、長距離移動向け。幅広のトラックと頑丈な車体を持ち、牽引能力や安定性が抜群です。スキー場のパトロールや山小屋への物資輸送で活躍します。

疑問:初心者はどのタイプを選ぶべきですか?やっぱり安定しているユーティリティが良いのでしょうか?

解決:遊びが目的なら、操作が軽いマウンテンやクロスオーバーがおすすめです。ユーティリティは重くて曲がりにくいため、スポーツ走行には不向きです。

■スペック表で見るべき重要ポイント

項目マウンテントレイル/ユーティリティ
トラック長154〜165インチ以上129〜146インチ
ラグ高(爪の高さ)2.5〜3.0インチ1.25〜1.75インチ
スキー幅狭い(34〜36インチ)広い(38〜42インチ)

特に注目すべきはラグの高さ(パドル高)です。深雪を走るなら、最低でも2.5インチ以上のラグが必要です。逆に、圧雪されたコースしか走らないのであれば、ラグが高いと振動の原因になり、摩耗も早いため、低いラグのモデルを選びましょう。また、最近のトレンドとして、マウンテンモデルでは146インチという「短めのマウンテン」が人気です。取り回しが良く、日本の狭い林間コースに適しています。

■2026年最新モデルのスペック比較と価格動向

ここでは、2026年1月時点で日本国内で購入可能な主要3メーカーの代表的なマウンテンモデルを比較します。各社とも300万円前後がボリュームゾーンとなっており、ターボモデルでは350万円を超えます。決して安い買い物ではありませんが、その分、最新テクノロジーが凝縮されています。

RSS高喜屋の2026年モデル情報によると、Ski-Dooのラインナップは非常に充実しており、予算に合わせた選択が可能です。

Ski-Doo Summit X / Expert:業界のベンチマーク。850 E-TEC Turbo Rエンジンは圧倒的なパワーを誇り、急斜面でも失速しません。2026年モデルではトンネル(車体後部)がさらに短縮され、深雪での抵抗が減っています。

Polaris RMK Khaos「魔法の絨毯」と称される浮遊感が特徴。車体バランスが絶妙で、ライダーの意思通りに動きます。特に9Rエンジン搭載モデルはレスポンスが鋭く、玄人好みの仕上がりです。

Arctic Cat M 858:新開発の858ccエンジンを搭載。低重心なCATALYSTシャーシとの組み合わせで、コーナリング性能と登坂力を両立しています。

疑問:350万円は高すぎます…。もっと安く新車に乗る方法はないのでしょうか?

解決:Ski-Dooの「SUMMIT NEO+」なら約154万円で購入可能です。パワーは控えめですが、最新フレームの恩恵で十分に深雪を楽しめます。

■2026年最新マウンテンモデル価格・スペック比較

モデル名排気量/エンジン税込価格(約)
Ski-Doo FREERIDE 154850cc / 2ストNA303万円
Polaris Patriot 9R RMK900cc級 / 2ストNA330万円〜
Arctic Cat M 858858cc / 2ストNA345万円

※価格は2026年1月時点のディーラー参考価格です。為替変動やオプションにより異なります。

購入時のポイントは、自分の技量に合ったパワーを選ぶことです。ターボモデルは魅力的ですが、初心者にはパワーがありすぎて制御が難しく、逆に上達を妨げることもあります。NA(自然吸気)モデルでも、現代のマシンは160馬力以上あり、日本の雪山では十分すぎるほどの性能を持っています。まずはNAモデルで腕を磨くのが、賢い選択と言えるでしょう。

■新車vs中古車:高騰する価格への対策と賢い買い方

新車価格の高騰に伴い、中古車市場への注目が集まっています。しかし、スノーモービルの中古車選びは、自動車やバイク以上にリスクが伴います。過酷な環境で使用されるため、見た目が綺麗でも内部がボロボロというケースが少なくないからです。特に2026年は、ヤマハ撤退の影響で状態の良いヤマハ中古車の争奪戦が起きています。

中古車を選ぶ際の注意点は以下の通りです。

走行距離よりアワー(稼働時間):距離計よりも、エンジンが何時間回ったかを示すアワーメーターを重視してください。2,000kmまたは100時間を超えると、エンジンのオーバーホール時期が近づきます。

フレームの歪みを確認:木や岩に衝突した履歴がないか、スキーの付け根(Aアーム)やトンネル(車体)にシワや歪みがないかを入念にチェックしましょう。

エンジンの圧縮圧力:2ストロークエンジンは消耗品です。購入前に必ずコンプレッションゲージで圧縮を測らせてもらい、左右の気筒で数値にバラつきがないか確認が必要です。

疑問:中古で安く買って、自分で修理しながら乗るのはどうですか?

解決:知識と工具があれば可能ですが、部品代も高騰しています。結果的に「認定中古車」を買う方が安く済むことが多いです。

■購入形態別のメリット・デメリット

購入形態メリットデメリット
新車(2026モデル)最新性能、故障リスク低価格が高い(300万円〜)
ショップ中古車整備済みで安心、保証あり個人売買よりは割高
個人売買(オークション)価格が安い(50万円〜)隠れた不具合のリスク大

GooBikeなどの情報によると、2026年1月現在の中古車平均価格は約166万円です。決して安くはありませんが、新車の半額程度で手に入るモデルも存在します。特に狙い目は、3〜4年落ちのSki-Doo Summitです。流通量が多く部品も入手しやすいため、維持が比較的容易です。逆に、部品供給に不安がある古いマイナー車種は、安くても避けるのが無難です。

■維持費・メンテナンスと長く乗るための必須知識

スノーモービルは「買って終わり」ではありません。維持にはそれなりのコストと手間がかかります。特に燃料代消耗品費は、一般的なバイクとは桁違いです。2026年の物価高も相まって、ランニングコストを把握しておくことは非常に重要です。

主な維持費の項目は以下の通りです。

燃料とオイル:燃費はリッター3〜5km程度。さらに2ストロークオイル(1本4,000円〜)をガソリンと一緒に消費します。1日の遊びでガソリン代とオイル代で1万円以上かかることも珍しくありません。

ドライブベルト:エンジンの動力を伝えるベルトは消耗品です。負荷がかかると切れることがあり、予備の携帯は必須です。価格は1本3〜4万円と高額です。

保管場所と移動手段:オフシーズンの保管場所や、雪山まで運ぶためのトランスポーター(ハイエースやトレーラー)が必要です。

疑問:メンテナンスをサボるとどうなりますか?雪の上だから錆びないですよね?

解決:融雪剤や水分で猛烈に錆びます。走行後は必ず洗浄し、可動部にグリスアップしないと、翌シーズンには固着して動かなくなります。

■年間維持費の目安(週末ユーザーの場合)

項目概算費用備考
ガソリン・オイル代10〜15万円シーズン10回走行想定
消耗品(ベルト・プラグ)5万円トラブル時の予備含む
シーズン前点検3〜5万円ショップに依頼する場合

長く乗り続けるためのコツは、「シーズン終わりの格納整備」を徹底することです。ガソリンを抜き、キャタピラを緩め、各部を防錆処理することで、マシンの寿命は大幅に伸びます。また、ヤマハ発動機のように事業撤退したメーカーのモデルに乗る場合は、部品のストック(特に電装系や外装)を早めに確保しておくことを強くおすすめします。スノーモービルは手がかかる乗り物ですが、白銀の世界を自由に駆け巡る体験は、その苦労を補って余りある感動を与えてくれます。

この記事のまとめ

よかったらシェアしてね!
目次